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南海トラフ地震で生き残る兵庫県・神戸の地域|どこが危ない?

地震

近い将来起こると言われている南海トラフ地震で、大きな被害が出るだろうと予想されている兵庫県。

「南海トラフが起こったら兵庫のどこが危ないの?」と気にする声が多く聞かれます。

そこで今回は、南海トラフ地震が発生しても兵庫県で生き残ると言われている安全な地域や、神戸などの震度予想をご紹介します。

また、南海トラフ地震の津波の高さは兵庫県でどれくらいが想定されているのかも調査したので、参考にしてみてくださいね。

南海トラフ地震|兵庫県で生き残る・安全な地域は?

日本で暮らしていく上で避けては通れない災害のひとつが地震ですよね。

その中でも近い将来必ず起こるだろうと言われているのが南海トラフ地震で、兵庫県は南海トラフ地震で大きな被害を受ける地域として予想されています。

このことからも「南海トラフが起こっても兵庫県で生き残る安全な地域が知りたい」といった声が多く聞かれます。

兵庫県で特に地盤が強いと言われていたのが以下の地域でした。

上記の地域は兵庫県の市区町別最大計測震度の予測で、唯一最大震度が4〜5程度で抑えられるだろうと言われています

山に近いエリアなので硬い岩盤などを含んだ硬質地盤であることが多く、南海トラフ地震のような大きな地震が起きても揺れにくいのではないでしょうか。

ほかの地域は最大震度が6程度になると言われているんだ。兵庫県全体の平均は震度6.68と予想されているよ。

もっと詳しく兵庫や神戸市の地盤について知りたいという人は以下の記事をチェックしてみてくださいね。

兵庫県の地震に強い地域|神戸市は地盤が強い?

阪神淡路大震災のときの被害状況なども参考にして、地盤が強いと言われているエリアや、反対に気をつけた方がいいエリアなどを紹介しています。

南海トラフ地震は兵庫県のどこが危ない?

では反対に、南海トラフ地震が起こったときに兵庫県のどこが危ないかというと神戸のような海に近いエリアです。

周囲を海に囲まれた淡路島も危険度が高いと言えます。

最大震度自体は上記でご紹介した「丹波・丹波篠山・但馬エリア」を除けばどこも同程度なのですが、南海トラフ地震では揺れだけでなく津波にも注意しなくてはいけません。

市別の最高津波水位の予測では、南あわじ市が1番高く8.1m、ついで洲本市が5.3m、神戸市では3.9mとなっています。

最高津波水位の予測が高かったのは以下のようなエリアでした。

エリア 最高津波水位予測
南あわじ市 8.1m
洲本市 5.3m
淡路市 3.1m
神戸市 3.9m
尼崎市 4m

(参考2):兵庫県-南海トラフ巨大地震の津波浸水想定について

いずれも海に近いのでなんとなく予想ができますが、上記エリア以外でも大きな河川があると想定以上に高い津波が来ることも考えられます。

ハザードマップでお住まいの地域を確認しておくと安心ですね。

南海トラフ地震の兵庫県・神戸の被害想定

南海トラフ地震での神戸の被害というのはどれくらいなのでしょうか。

「南海トラフで兵庫県が生き残る確率は?」などといった疑問の声も聞かれます。

さまざまな見解があるから不安になってしまうよね。

南海トラフ起こった場合の兵庫県の建物の被害想定は、全壊が約36,800棟、半壊が約177,600棟とされています。

この中でも津波水位が高い南あわじ市や洲本市で特に被害が大きく、県全体の全壊被害の約半数を占めるだろうという意見も。

揺れ、火災、土砂災害、液状化、津波による建物被害を合わせると、県内全域 34 市町で、全壊 約 36,800 棟、半壊約 177,600 棟となる。 このうち、震度7が想定され、津波水位が高い南あわじ 市や洲本市で特に被害が大きく、県全体の全壊被害の約半数(約 18,000 棟)を占める。引用元:兵庫県-兵庫県南海トラフ巨大地震・津波被害想定

そして、南海トラフ地震での人的被害は約29,100人と発表されており、淡路島エリアや神戸市などの海辺での被害がほとんどだと発表されています。

死者は、阪神、淡路地域や神戸市を中心に 24 市町で発生し、最大時(夏の昼間 12 時)で約. 29,100 人となる。このうち、津波による死者が約 28,000 人と全体の約 96%を占めている。引用元:兵庫県-兵庫県南海トラフ巨大地震・津波被害想定

また、避難所生活者数は約17万人に上ると言われていて、兵庫県が各市町村と連携して物資の備蓄を行ってくれていますが、自宅でも食料や水などを備えておくと安心ですね。

兵庫県では特に津波への対策が重要だということがわかるね。

南海トラフ地震はいつ来る?

南海トラフ地震は近いうちに必ず起こるという見解が多いため「いつ来るの?」と不安に感じている人もいると思います。

南海トラフ地震は南海トラフ沿いのプレート境界で約100~150年周期で繰り返し発生する地震です。

政府の地震調査委員会は南海トラフ地震が発生する確率を、30年以内の発生確率は70~80%として発表しました。

地震調査研究推進本部地震調査委員会では、主要な活断層や海溝型地震(プレートの沈み込みに伴う地震)の活動間隔や次の地震の発生可能性を評価し、随時公表している。南海トラフ地震については、マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率が70~80%(2020年1月24日時点)とされている。引用元::国土交通白書-第2節 地球環境・自然災害に関する予測

気象庁からも2024年4月に同様の発表がなされているため、信頼度は高いと言えそうです。

南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から約80年が経過していることから切迫性の高い状態です。引用元:気象庁-南海トラフ地震関連解説情報

もちろん地震がいつ来るかは誰にも分かりませんが、今日明日に起こる可能性も否定できないということです。

まずは地震が起こるかもしれないという意識を持って、準備をしておきたいですね。

山崎断層はいつ来る?

兵庫県で気になる断層といえば山崎断層を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

山崎断層は岡山県美作市から兵庫県三木市まで伸びていて兵庫県で最も大きな活断層と言われていることから被害を懸念する声が多く聞かれています。

そんな山崎断層の地震がいつ来るのかですが、長らく大きな地震が起こっていないことから、そろそろ来るのでは?といった意見が集まっていました。

山崎断層は、西暦868年(平安時代)の播磨地震(マグニチュード7以上)の際に活動したと古文書(日本三大実録)に記されています。 以来1000年以上も大きな被害地震を起こしていないといわれており、近い将来に内陸地震が発生する可能性が高いと指摘されています。引用元:宍粟市-山崎断層

山崎断層で地震が起これば阪神・淡路と同じ直下型地震となるため被害も大きくなりそうですね。

そろそろ来そうと言われているけれど今後30年の発生確率は0.03~5%とされているよ。必要以上に怖がらなくてもいいけれど、備えはしておきたいね。

南海トラフ地震の兵庫県・神戸の震度予想

南海トラフ地震の兵庫県・神戸市の震度予想は、震度5強〜震度6強が想定されています。

南海トラフ地震で起こりうる最大クラスの地震が起こった場合(1,000年に1度かそれ以下の発生確率)、北区で最大震度5強、東灘区・灘区・中央区・兵庫区・長田区・須磨区で最大震度6弱、垂水区・西区で最大震度6強の想定となっております。引用元:神戸市-よくある質問と回答-災害対策・治山・砂防

阪神淡路大震災では神戸市は震度6を観測しているので、大体同程度の揺れが来ると思っておくといいのではないでしょうか。

姫路市の震度は?

南海トラフ地震による兵庫県姫路市の震度予想は震度6強とされています。

震度自体は大きいのですが、姫路市は姫路城からもわかるように、昔の姿のままの建物が多く残るエリアです。

このことからも地盤がしっかりとしていることが推測できるので、建物の倒壊などの被害は少ないと考えられています。

姫路は災害に強い土地柄で阪神大震災の時も大きな被害が出なかったんです。古代の人がお城を築くのに選んだ場所やっぱり地盤がしっかりしてるのかな 引用元:X-@hana6019ja

口コミでは「阪神淡路大震災のときも大きな被害が出なかった」という意見が聞かれたので、兵庫県の中でも地震に強い地域だと言えそうですね。

明石市の震度は?

兵庫県の明石市は、南海トラフ地震での最大震度予想が震度6強とされています。

また明石市は海に近いエリアなので津波情報も合わせてチェックすると、津波の最高水位は約2m

津波は1mでも巻き込まれると死亡率が100%だと言われています。

明石市では津波時でも利用できる避難ビルが多数あるので、前もってどのような場所があるのかチェックしておきましょう。

明石市のホームページに記載されているのですが、全てご紹介すると数が多いので一部抜粋してご紹介します。

  • 大蔵会館
  • 勤労福祉会館
  • 神戸地方検察庁
  • 神戸地方法務局明石支局

(参考3):明石市-津波一時避難ビルの指定

それぞれの施設によって階数の制限が設けられているので気をつけてくださいね。

西宮市の震度は?

兵庫県の西宮市は、南海トラフ地震での最大震度予想が震度6弱とされています。

また、ゆったりとした揺れが1分以上続くと予想されているので、高層マンションにお住まいの方は長周期地震動で家具が倒れたりガラスが割れたりする危険性があります。

家具が倒れないように対策を取ったり、玄関まで安全に通れるルートを想定した配置にしたりしておくと安心かもしれませんね。

南海トラフ地震の兵庫県・神戸の津波の高さ

南海トラフ地震では、都心部の神戸で津波が何メートルの高さで到達するのかも気になりますね。
先述の通り、神戸での最高津波水位の予測は3.9m

神戸市のほかに以下のエリアも最高津波水位が高くなっているので注意が必要です。

エリア 最高津波水位予測
南あわじ市 8.1m
洲本市 5.3m
淡路市 3.1m
尼崎市 4m

(参考2):兵庫県-南海トラフ巨大地震の津波浸水想定について

南海トラフでは兵庫県全域で津波の被害が大きくなりそうだね。

津波到達時間は?

南海トラフの地震発生後、どれくらいで神戸市まで津波が到達するのかですが、約83分と想定されています

ちなみに兵庫県で最も津波の到着が早いとされているのが南あわじ市で44分です。

この津波到達までの間にも余震が続くことが予想されるので、あまりのんびりはしていられません。

あらかじめ避難の際に持ち出す荷物をまとめておきましょう。

持ち出し用と自宅保管用を分けて防災グッズを備蓄しておくのがおすすめだよ。

浸水する地域は?

南海トラフ地震の津波で浸水する地域は以下と発表されています。

尼崎市・西宮市・芦屋市・神戸市・明石市・播磨町・加古川市・高砂市・姫路市・たつの市・相生市・赤穂市・淡路市・洲本市・南あわじ市
(参考4)兵庫県-南海トラフ巨大地震津波浸水想定図

浸水するとライフラインが復活するまでに多くの時間を要します。

上記のエリアにお住まいの人は、避難所での暮らしが長期化することも考えて準備をしておくといいのかもしれませんね。

まとめ

南海トラフ地震が発生したときに兵庫県のどこが危ないのかや、兵庫県のどのエリアが生き残るだろうと言われているのかをご紹介しました。

兵庫県は海に近いエリアも多いので津波の高さや到達時間が気になっていたという人も多いのではないでしょうか。

南海トラフ地震発生時にすぐに津波から避難をすれば、死者数は大幅に減らすことができると言われています。

南海トラフが起こったときの神戸やほかの地域の震度予想や被害想定を頭に入れておくと、いざという時に冷静に行動できるかもしれません。

この記事を参考にして、大きな地震が来たときのために自分でできる範囲の備えをしておきましょう。

▼参考にしたページ一覧

(参考1):兵庫県-市区町別最大計測震度と市区町の面積に対する震度別面積率
(参考2):兵庫県-南海トラフ巨大地震の津波浸水想定について
(参考3):明石市-津波一時避難ビルの指定
(参考4)兵庫県-南海トラフ巨大地震津波浸水想定図

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