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南海トラフ危ない県ランキング!安全な地域や震度予測は?

地震

「南海トラフで一番危ない県は?」「自分の住んでいる県は47都道府県のうち何番目に危ない?」「南海トラフでも安全な県ってある?」

——南海トラフ巨大地震のニュースを目にして、お住まいのエリアや引っ越し先の安全性が気になっている方は多いのではないでしょうか。

南海トラフ地震は、政府の地震調査委員会が今後30年以内の発生確率を「60〜90%程度以上」としており、被害想定は静岡県から宮崎県にかけての太平洋沿岸で特に大きく、内陸部や日本海側との差が非常に大きいとされています。

結論からお伝えすると、南海トラフ地震は津波の想定高さ・最大震度・地盤の揺れやすさという客観データで「危ない県」と「安全な県」がある程度はっきりと分かれます。本記事では国の被害想定をもとに、危ない県・安全な県をランキング形式で整理しました。

ただし、以下の3つの注意点があるよ。
①同じ県でも沿岸と内陸は状況が異なる
②安全な県でも揺れや停電の備えは必須
③最終判断は公式ハザードマップで確認

本記事では、内閣府・気象庁・地震調査委員会などの南海トラフ地震の一次情報を整理し、住まい選びに長年携わる不動産の視点も交えて、危ない県・安全な県を客観的に解説します。

■ランキングをご覧いただく前に
本記事のランキングは、執筆時点で内閣府・各府県が公表している南海トラフ地震被害想定データを基に作成しています。
※1:本記事は被害想定の大きい10県をご紹介しており、順位による優劣を示すものではありません。

※2:被害想定は国・自治体によって定期的に見直されます。実際にご検討の際は内閣府防災情報ページおよび各府県公式サイトで最新の公表データをご確認ください。
※3:同じ県でも沿岸部と内陸部でリスクは異なります。個別のリスクは必ず国交省「重ねるハザードマップ」で確認してください。
※4:本記事の「安全な県・地域」は南海トラフ地震に限った相対評価です。他の災害リスクは別途存在します。
※5:本記事はあくまでリスクの可視化と具体的な備えにつなげていただくことを目的としています。

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南海トラフ危ない県ランキングTOP10

南海トラフ地震とは、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として100~150年間隔で繰り返し発生し、大きな被害をもたらしてきた大規模地震です。

前回の南海トラフ地震が発生してから約80年が経過した現在、いつ発生してもおかしくないとされています。

そんな南海トラフ地震が発生した際に危ない県ランキングで、47都道府県中トップ10とされているのがこちら。

上記県は南海トラフ地震によるライフラインの断絶や交通被害、避難が必要な人が多くなり、一番危ない県は特に甚大な被害を受けやすいことが想定されています

具体的に各県がなぜ危ないのか、どのような被害を受ける可能性があるのか見ていきましょう。

愛知県

愛知県は南海トラフ地震の震源域に近接しているため、県内の多くのエリアで最大震度6強~7の強い揺れが予想されています。

また、愛知県の太平洋沿岸部は最大津波高の予想が20m以上と、全国的に見ても高リスクなエリア。(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

南海トラフ地震で東海地方が大きく被災した場合、愛知県における死者数は約1万9000人、被災1ヶ月後の避難者数は約112万8000人と甚大な被害が推定されています。(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約620万人
(断水率82%)
停電
(被災1日後)
約200万軒
(停電率59%)
ガス供給停止
(被災1日後)
約82万4000戸
(供給停止率50%)
道路施設の被害 約5000ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

和歌山県

和歌山県も南海トラフに近く、沿岸部を中心に最大震度6強~7の強い揺れが推定されているエリア。(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

南海トラフ地震が発生した場合、和歌山県の死者数は6万5000人にも上り、その内約90%は津波が原因と予想されています。(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

和歌山県は南海トラフ地震発生から最短3分で津波が到達する地域もあり、堤防・護岸のかさ上げや耐震化、避難路・津波避難タワーの整備などの対策を継続しています。

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約83万人
(断水率92%)
停電
(被災1日後)
約66万軒
(停電率84%)
ガス供給停止
(被災1日後)
約1万4000戸
(供給停止率50%)
道路施設の被害 約1900ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

高知県

高知県は県内のほぼ全域で最大震度6弱~7の強い揺れが起こり、津波についても全ての沿岸部で10m以上が想定されているエリア。(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

特に土佐清水市と黒潮町は全国最大の34mの津波が予想されています。(参考3):高知地方気象台-南海トラフ地震について

南海トラフ地震が発生した場合、高知県内における死者数は最大約4万6000人に上り、被災1ヶ月後の避難者は約595,000人とされているので、非常に高リスクな地域と言えるでしょう。

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約65万人
(断水率100%)
停電
(被災1日後)
約48万軒
(停電率87%)
ガス供給停止
(被災1日後)
約1万7000戸
(供給停止率89%)
道路施設の被害 約3600ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

三重県

県内全てのエリアが南海トラフ地震による著しい被害を受けるおそれのある「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されている三重県。

最大規模の南海トラフ地震が発生した場合、三重県では沿岸部を中心として最大震度7、津波の高さは最大26mと予想されています。(参考4):津地方気象台-南海トラフ地震のページ

また、地震発生から津波到達までの時間が3分のエリアもあり、死者数は約2万9000人に上る可能性もあります。

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約170万人
(断水率97%)
停電
(被災1日後)
約66万軒
(停電率83%)
ガス供給停止
(被災1日後)
約8万9000戸
(供給停止率92%)
道路施設の被害 約2900ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

宮崎県

最大規模の南海トラフ地震が発生した場合、宮崎県は最大震度7、津波の高さは最大17mとなることが予想されている地域。(参考5):宮崎県-南海トラフ地震から身を守ろう!

建物被害(全壊・焼失棟数)は約8万3000棟、死者数は最大約3万9000人と甚大な被害を受ける可能性があります。(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

宮崎県の公式サイトでは、詳細にエリア分けされた地震・津波に関するハザードマップや、家庭での備えなどを掲載しているので、在住の方は確認しておくのがおすすめです。

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約93万人
(断水率90%)
停電
(被災1日後)
約51万軒
(停電率82%)
ガス供給停止
(被災1日後)
約4万3000戸
(供給停止率93%)
道路施設の被害 約1900ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

徳島県

最大規模の南海トラフ地震が発生した場合、徳島県は最大震度7、津波に関しては沿岸部の一部エリアで20m超えとなることが予想されています。(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

また、内閣府の想定手法+徳島県の詳細データをもとに算出された想定では、全壊・焼失棟数8万1100棟、死者数は2万1700人に上る見通しです。(参考6):安心とくしま-徳島県南海トラフ巨大地震被害想定の公表について(R8.2.4)

災害リスクの高い徳島県ですが、2025年にKDDI株式会社と協定を締結し、AIドローンや衛星ブロードバンドStarlinkなどを活用した地域防災の展開を進めています。

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約68万人
(断水率98%)
停電
(被災1日後)
約45万軒
(停電率84%)
ガス供給停止
(被災1日後)
約1万6000戸
(供給停止率94%)
道路施設の被害 約2600ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

大分県

大分県における最大規模の南海トラフ地震が発生した際の被害予想は、最大震度6強、津波の高さは最大10m超えとなっています。(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

南海トラフ地震による大分県の建物被害(全壊・焼失棟数)は最大3万2000棟、死者数は1万8000人となる見通しです。(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

また、大分県には中央構造線断層帯をはじめとする活断層が点在していて、南海トラフ地震による誘発地震も懸念されています。

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約87万人
(断水率85%)
停電
(被災1日後)
約53万軒
(停電率79%)
ガス供給停止
(被災1日後)
道路施設の被害 約1400ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

静岡県

静岡県は西部~中部の沿岸において、南海トラフ地震による甚大な被害を受けることが想定されている地域です。

南海トラフ地震によって、静岡県は他県よりも広範囲で最大震度6弱~7、津波に関しては沿岸部で最大31mを記録することが予想されています。(参考7):静岡県-第4次地震被害想定(第1次報告)のポイント

また、静岡県の建物被害(全壊・焼失棟数)は最大34万6000棟、死者数は10万3000人に上る見通しで、全国的に見ても被害予想は最大規模と言えるでしょう。(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約34万人
(断水率96%)
停電
(被災1日後)
約140万軒
(停電率82%)
ガス供給停止
(被災1日後)
約20万1000戸
(供給停止率68%)
道路施設の被害 約4300ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

愛媛県

愛媛県も南海トラフ地震の被害を受けやすい傾向にあり、ほぼ全域で震度6弱以上の揺れが想定され、7市では震度7、津波の最高水位は19m超えと予想されています。(参考8):愛媛県-愛媛県地震被害想定調査結果について 最終報告(概要)

また、南海トラフ地震による愛媛県の建物被害(全壊・焼失棟数)は最大約20万4000棟、死者数は2万4000人に上る見通しです。(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

加えて、愛媛県は今治市や松山市などの沿岸部で液状化リスクが高く、県内の広い範囲で南海トラフ地震に伴う土砂崩れも懸念されています。

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約110万人
(断水率86%)
停電
(被災1日後)
約82万軒
(停電率83%)
ガス供給停止
(被災1日後)
約4万4000戸
(供給停止率96%)
道路施設の被害 約1900ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

大阪府

最大規模の南海トラフ地震が発生した場合、大阪府は広範囲で震度6弱~6強の強い揺れに加え、沿岸部には最大5mの津波が到達することが予想されています。

大阪府の建物被害(全壊・焼失棟数)は最大約29万7000棟、死者数は9900人に上る見通しです。(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

なお、かつて大阪府は堤防の決壊が起きた場合に被害が大きくなると言われていましたが、2023年までに堤防の耐震整備を概ね完了させています。(参考9):大阪府-南海トラフ巨大地震に対する堤防等の耐震対策

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約60万人
(断水率68%)
停電
(被災1日後)
約36万軒
(停電率66%)
ガス供給停止
(被災1日後)
約37万9000戸
(供給停止率12%)
道路施設の被害 約1500ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

南海トラフで安全な地域や県はどこ?

南海トラフ地震が起きた際も比較的安全な地域とされているのがこちら。

上記は南海トラフ地震による揺れや津波の直接的な被害が少ない、安全な県とされています。

南海トラフ地震が全く来ない県はありませんが、上記のような震源地から遠いエリアや内陸部は影響を受けにくいです。

続いて、南海トラフ地震に対してどこが安全と言えるポイントなのか、具体的な被害予想などと併せて紹介します。

埼玉県

国が指定する「南海トラフ地震防災対策推進地域」に埼玉県は含まれておらず、比較的安全な地域だと推定されていることが分かります。

最大規模の南海トラフ地震による埼玉県の被害は最大震度5強、津波による直接的な影響は内陸部のためほぼありません(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

ただし、大規模地震に伴う地盤沈下のほか、都心部から帰れない帰宅困難者が出る可能性はあります。

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約3万人
(断水率1%未満)
停電
(被災1日後)
約200軒
(停電率1%未満)
ガス供給停止
(被災1日後)
道路施設の被害 約670ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

福岡県

南海トラフ地震の震源地から離れている福岡県は、比較的安全な部類に入ります。

しかし、最大規模の南海トラフ地震が起きた場合、福岡県でも最大震度が5弱となるエリアもあり、沿岸部では最大5mの津波が到達する可能性もあるので注意が必要。(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

また、福岡湾沿いでは南海トラフ地震に伴う液状化のリスクが非常に高いとされています。(参考10):福岡県防災ホームページ-断層ごとの震度予測及び液状化予測マップ

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約1万1000人
(断水率1%未満)
停電
(被災1日後)
約100万軒
(停電率36%)
ガス供給停止
(被災1日後)
道路施設の被害 約200ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

岡山県

南海トラフ地震が発生した際、岡山県も比較的安全な地域とされていて、予想最大震度は5強以下のエリアが大半です。

ただし、南海トラフ地震が起きた場合、岡山県でも津波の最高水位が2~5m、県南部で液状化リスクの高い地域がある点には注意が必要。(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

また、岡山県では道路施設の被害が最大2000ヶ所と想定されていて、孤立集落の発生リスクが考えられています。(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
約81万人
(断水率44%)
停電
(被災1日後)
約48万軒
(停電率33%)
ガス供給停止
(被災1日後)
約1万2000戸
(供給停止率12%)
道路施設の被害 約2000ヶ所

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

沖縄県

南海トラフ地震の震源地から約1000km以上離れている沖縄県は、影響は比較的少なく安全とされています。

しかし、沖縄県は名護市や糸満市をはじめとする16市町村が「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されている点には注意が必要。

「南海トラフ地震防災対策推進地域」は震度6弱以上の揺れや3m以上の津波が想定される地域が中心で、沖縄県の場合は主に津波被害への警戒が求められています。

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
停電
(被災1日後)
約300軒(停電率1%未満)
ガス供給停止
(被災1日後)
道路施設の被害

(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について

北海道

政府の中央防災会議が公表している南海トラフ地震における予想最大震度は、記載されている中で最北の福島県でも震度3で、北海道への影響は限りなく少ない推定であることが分かります。

ただし、南海トラフ地震が発生した際に北海道は比較的安全とされていますが、太平洋沿岸部での津波や液状化の影響が全くないとは言い切れません。

また、物流に影響する可能性はあるため、備えをしておいて損はないでしょう。

予想されている被害 最大被害者数・件数の予想
上水道の断水
(被災1日後)
予想データなし
停電
(被災1日後)
予想データなし
ガス供給停止
(被災1日後)
予想データなし
道路施設の被害 予想データなし

南海トラフの震度予想はどれくらい?

南海トラフ地震における、エリアごとの最大震度予想がこちらです。

エリア 最大震度の予想 特に揺れの強い地域
関東地方 震度6弱 神奈川県
中部地方 震度7 静岡県愛知県
近畿地方 震度7 三重県和歌山県
中国地方 震度6強 広島県
四国地方 震度7 徳島県高知県愛媛県
九州地方 震度7 宮崎県大分県

(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

南海トラフ地震が発生すると、関東地方~九州地方の太平洋沿いを中心に、強い揺れが起きることが予想されています。

また、南海トラフ地震の被害に関するその他の情報もまとめました。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

南海トラフの津波の高さは予測できる?

南海トラフ地震の発生時における、最大クラスの津波の高さ予想がこちらです。

エリア 最大クラスの津波高
関東地方 10~20m
(伊豆諸島は20m以上)
中部地方 20m以上
近畿地方 20m以上
中国地方 2~5m
四国地方 20m以上
九州地方 10~20m

(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

太平洋沿岸部はどのエリアも、南海トラフ地震における津波リスクが高いとされています。

中でも、静岡県・愛知県・三重県、徳島県・高知県・伊豆諸島の一部エリアでは、最大クラスの津波高が20m以上と予想されているから注意しよう。

南海トラフの被害想定!県別まとめ

南海トラフ地震が発生した際、特に影響を受けやすいとされている地域の被害想定を県別にまとめました。

エリア 最大震度 最大クラスの津波高
愛知県 震度7 20m以上
静岡県 震度7 31m
三重県 震度7 10m以上
徳島県 震度7 20m以上
高知県 震度7 34m

南海トラフに近接している範囲が最も大きい高知県では、一部エリアで全国最大の34mもの津波高となることが予想されていて、注意が呼びかけられています。

その他のエリアも、南海トラフ地震が発生すると甚大な影響を受ける可能性が高いので、避難所を確認しておいたり県の防災アプリを入れておいたり、日ごろから防災対策を行うのがおすすめです。

まとめ

南海トラフ地震が発生した場合、静岡県~宮崎県まで、太平洋沿岸の広い地域で強い揺れや津波の被害が生じる可能性があります。

また、基本的に南海トラフから離れたエリアほど被害が少ないとされていますが、他の地震の誘発や土砂崩れ、液状化など、様々な影響が起こり得ます。

突然の南海トラフ地震でも被害を最小限に抑えられるよう、日ごろから備えておくことが重要です。

各県のホームページにはハザードマップのほか、避難経路や避難場所が掲載されているので、ぜひ確認してみてくださいね。

本記事のランキングは、執筆時点で内閣府・各府県が公表している南海トラフ地震被害想定データを基に作成しています。
※1:本記事は被害想定の大きい10県をご紹介しており、順位による優劣を示すものではありません。

※2:被害想定は国・自治体によって定期的に見直されます。実際にご検討の際は内閣府防災情報ページおよび各府県公式サイトで最新の公表データをご確認ください。
※3:同じ県でも沿岸部と内陸部でリスクは異なります。個別のリスクは必ず国交省「重ねるハザードマップ」で確認してください。
※4:本記事の「安全な県・地域」は南海トラフ地震に限った相対評価です。他の災害リスクは別途存在します。
※5:本記事はあくまでリスクの可視化と具体的な備えにつなげていただくことを目的としています。

▼参考にしたページ一覧

(参考1):気象庁-南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ
(参考2):内閣府-南海トラフ巨大地震 最大クラス地震における被害想定について
(参考3):高知地方気象台-南海トラフ地震について
(参考4):津地方気象台-南海トラフ地震のページ
(参考5):宮崎県-南海トラフ地震から身を守ろう!
(参考6):安心とくしま-徳島県南海トラフ巨大地震被害想定の公表について(R8.2.4)
(参考7):静岡県-第4次地震被害想定(第1次報告)のポイント
(参考8):愛媛県-愛媛県地震被害想定調査結果について 最終報告(概要)
(参考9):大阪府-南海トラフ巨大地震に対する堤防等の耐震対策

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